農業から学ぶいろいろなこと

9月は収穫の時期。

農家にとって春に植えた作物が生育して収穫を向かえる楽しみな時期がこの時期である。

台風については前回も書いているので割愛。

今年の収穫は、この地域で農業に関わる人にとってはいろいろな思いがあった、苦い収穫の時となった方も多かっただろう。


地域資源の最大化をすることがそもそもの天然村のミッションであると考える中、自身でも農業について実体験することを行ってきているが、農業から学ぶことは多いという話は、ここのブログでも書いたことがあったはずだ。

南房総における地域資源を語るとなれば、やはり自然的に農家さんとの関係も深まるため、プロの領域で活動する方とのコミュニケーションも多くなる。

僕自身は農家でもなければ、生産にコミットすることもないし、できた生産物を販売して自社の利益にすることもないので文字通り〝なんちゃって農家〟というべき立場にある。

ただ、そのおかげでだいぶ農業に関する体験や知識は一般の方から比べれば増えているのは事実。

そんな中、この収穫の時に農家である友人の言葉がまた気付きとなるヒントがあり、人生をサバイブしていく上でも非常に有意義なことだったので、備忘録程度に書き留めておきたいと思ったのだった。


「準備も大事だが、後片付けも大事」

どうやら仕事の質を上げるための方法論は、一般の仕事も農業も同じことらしい。

会社においては後進の育成を行うべき世代となってしまった我々世代は、教育の過程にある若手の時はこのようなことを厳しく学んだものだ。

身に付く暇もなくこの前も大きな失敗をしたばかりだから、大きなことが言える立場ではないのだが、そういう痛恨の失敗をしたときはこの「準備」というものが深く突き刺さる。

後悔先に立たず。

こんなことになるくらいなら準備をしっかりと思うものだが、準備と同じくらいに後片付けが大事だというのが今回のお話の趣旨であった。

ザクッと言うと、後片付けの仕方次第で来年の田畑の準備にもなるというのがこの内容の心得的なところらしい。

つまるところ、最後の終わりをしっかり完了するということで僕自身は受け止めることになる。


今年実施した田んぼと料理の研究会。

ここでも同じようなことが訪れた。

数多くの生徒を抱えるこの会の先生が、今年の田んぼの締めくくりをぴしゃりとやり遂げた。

台風の影響や多少のイノシシの被害もあり、収穫としては正直いまいちなものであったが最後に参加者を集め片付けをやり切りましょうと参加者を集めた。

何だか分からなかったが、これに圧倒されてしまったのです。

何かを始めることは、何かを閉じること、完了させることがついて来る。

このセンスを持たずして、新しいことは始められないというメッセージのように自身に刺さるものがあったのではないか?

そんな感覚だ。

「そういえば、そのままにしてることが沢山あったな~」。

恥ずかしさで、身が縮まる思いを体験した。

まずは、そこからはじめよう。

農業においても何においても、匠となる人たちの考えは皆同じだ。

匠の道はシンプルだとも言える。


#農業 #地域資源 #収穫 #仕事 #田んぼ #農家

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