田舎の空家~空家の荷物~

前回、「田舎の空家」というテーマで少し書きました。


空家の多くは荷物が残されたままになっており、買い手の気持ちになると「これが売り物?」というミスマッチをつくっているというところに触れた内容を書かせて貰いました。 近所を見回すと、昔は倉庫として使用されていたものや、クオリティーは別にして農家小屋としてもかなり大きなものまであり、いづれもいまは使われずに残されている物件をよく見かけます。 荷物を収める倉庫の利用や、農業重機・機材などを保管するニーズは意外にもあって、田舎では土地も安く、広い敷地を持っている地主からしてみれば貸倉庫やコンテナなどの利用は考えられないと思っていましたが、空家の現状などから見ると収納ビジネスは地方においてニーズの高いPMF(Product/Market Fit)を備えていると考えるようになりました。


実際に大きな貸倉庫を先月まで貸し出させて頂く機会もあり、約4年近くも利用して頂いてきましたし、田舎暮らしを希望する多くの移住者も敷地内の物置、倉庫という希望は圧倒的に高いニーズがあるのは言うまでもありません。 実際に自身が鴨川に家族で在住していた際には、荷物の置き場に困り、知り合いの社長が所有する倉庫の一角に荷物を置かせてもらっていた経験もあることから、このニーズの潜在的なモノは捉えていたように思います。 但し、これについては田舎の倉庫という意味で、単に都市型の収納スペースという方法論ではうまくいかず、PMFを確立するための収納スペースとしては何かとの組み合わせが必要なんじゃないか?というところは一つの課題解決のテーマです。 つまり、それが空家を開放するという付加価値をミックスするというところでニーズを掘り起こしうる仮説が生まれるのではないか?(←いまここ)。 ここにはもう一つ、何か必要なアイディアが欠けているそんなところです。 貸し方、お金の取り方なども考えどころと言えそうです。


次回は、田舎の空家と収納スペース。 その利用方法と具体体的なアイディアについて書いてみようと思います。

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